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『日本の首領』(にほんのどん)は、1977年から1978年まで全3作が制作されたヤクザ映画シリーズ。東映京都撮影所製作、東映配給。1977年1月22日公開の『やくざ戦争 日本の首領』が大ヒットしたため〔#高田、164-165頁。〕、続編が決定し三部作のシリーズ作品となった〔#日下部、108-110頁。〕〔#山平、264頁。〕。監督の中島貞夫他、主要スタッフは3作とも大体同じである。タイトルの"首領"と書いて"ドン"と読むアイデアは第一部の原作者・飯干晃一の命名で〔#無法地帯、242-244頁「東映実録やくざ路線を作った男 日下部五朗インタビュー」。〕〔#高田、170-172頁。〕スペイン語だという〔〔。 == 概要 == 第一部は山口組三代目組長・田岡一雄と山口組の全国制覇をモデルに、頂点に立つドンと彼の右腕の若頭・地道行雄を中心に〔#俊藤、262-266頁。〕、第二部では大阪と東京の二大暴力組織の闘いを、第三部では東西の対立に政財界のフィクサーが加わるという山口組に関わる出来事を集大成した壮大な内容となっている〔〔#無法地帯、202-207頁。〕。但し三部作は現実の事件をいろいろヒントにしているが、山口組がモデルというより、山口組のイメージをベースとしたもの〔。第二部の経済事件は山口組とは無関係のフィクションも多い〔。プロデューサーの俊藤浩滋は「『日本の首領』は任侠映画でも実録映画でもなく、いうなれば両方の折衷みたいなシャシン」と話しており、1977年時点で既に確実にネタが行き詰っていた実録路線の、新たな方向性を模索したヤクザ映画といえる。脚本の高田宏治は本作は「"実録やくざ映画版オールスター映画"で、オールスターものはスケールが大きくなるだけでなく、芝居がかったドラマチックなものになるので、実録にとらわれず、原作を土台にしながら、大胆にフィクションを取り入れて脚本を書き上げた。その結果生まれた従来の実録映画にはないロマネスクな匂いを、やくざ映画を観なかった観客が喜んでくれた」などと話している〔。1982年の『制覇』も本シリーズ同様、山口組のイメージをベースに組織と家庭の内実に焦点を合わせて内容である〔#俊藤、264-265、270頁。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本の首領」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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